9月18日（日）、J-GREEN堺にて選手権予選4回戦vs清明学院高校戦が行われました。
本校にとってここから先に対戦する試合内容はどの試合も厳しくなるので、気持ちをしっかり持つことを忘れずに、フィジカル、メンタルともに強度を上げながらトレーニングを積んできました。また、この試合には保護者やOB・OGはもとより、3年生もたくさん応援にかけつけてくれ、たくさんのパワーをいただきながらキックオフへと向かいます！
試合は、立ち上がりから相手の縦に速い攻撃と強い守備に苦しめられ、相手ペースで進んでいきます。本校もショートパスでリズムを作り、ゲームを組み立てていきますが、なかなかシュートまで持ち込めません。ピンチを迎える場面もありましたが、１つ１つを冷静に対処しながら相手にゴールを許しません。前半は押されながらの内容でしたが0-0で折り返します。
後半は風下になったことで相手の攻撃を受ける展開が続きます。交代選手を活用しながら反撃のチャンスを伺いますが、飲水タイム直前にクリアミスから失点してしまいます。疲労度も高くなってきますが、選手たち自身から「下を向くな！」という声が出て、集中力を維持します。気持ちを鼓舞し続け、同点ゴールを狙いに懸命にプレーを続けます。ゴール前の大ピンチも体を張ってゴールを阻止します。しかし、アディショナルタイムに2失点目を喫してしまいます。それでもゴールに向かい続けますが、残念ながらタイムアップ、インターハイ予選に続き、選手権予選も4回戦での敗退となってしまいました。
新チーム立ち上げ当初から、選手権予選は「ベスト16」を目標に活動を続けてきましたが、その目標を残念ながら達成することはできませんでした。
今日だけの試合を振り返ると、特に守備面では体を張った勇気あるプレーで何度もピンチを防ぎましたが、どうしても守備にかかる時間が多くなると攻撃の時間やそれに関わる人数が減少してしまい、後手に回らざるを得ませんでした。
ただ、ぶれずに貫いてきた自分達のプレースタイルや今日のような果敢なプレーは、観てくださった人たちの心に何かを届けられたはずです。敗戦を前にしてはどのような慰めの言葉も空しいものですが、「良い試合だった」「観ていて楽しかった」と言ってもらえたこと、そして選手たち自身が「プレーしていて楽しかった」と感じたことは、大きな成果とは言えないかもしれないけれど、確かな成長の証だと言えます。
U18リーグは残りあと2節残っています。今シーズンはまだ終わっていません。有終の美を飾るためにもこの2試合の持つ意味は大変重要です。自分たちがまだ取り組まないといけないことは何か、そしてこの試合を通して得たものは何かを、「勇往邁進」のスローガンのもと、残りのリーグ戦で存分に発揮してもらいたいです。
結果 0-2 ( 0-0, 0-2 )
対戦してくださった清明学院高校の皆さま、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
また、自チームの指導があるにも関わらず、審判や大会運営に携わって下さった大阪高体連サッカー部の先生方、大変お世話になりました。ありがとうございました。
そして、保護者の皆さま、OB・OGの皆さま、3年生の皆さん、本日は心温まる応援を賜りありがとうございました。選手たちからいつも以上の力を引き出し、勇気づけていただいたことにスタッフ一同心より感謝申し上げます。今シーズンの残り2試合にも、どうか変わらぬご声援をよろしくお願いいたします！
