4月30日(土)、J-GREEN堺にてインターハイ予選3回戦vs豊中高校戦が行われました。
ここ数年、インターハイ予選では思うような結果が出せていなく、J-GREEN堺で試合を行うのは久々でした。ピッチサイズも正規になる上、多くの人が試合を観戦する中での試合に選手たちがどう対応するか少し気がかりでしたが、良い集中力が維持できていました。
試合は、立ち上がりからボールをしっかり保持しながら相手陣内に入り込み、ゴールのチャンスを伺いますが、決定機には繋がりません。逆に、相手へのマークが少しルーズになり、ずれたところから前線で攻撃の起点になる選手に良いボールを入れられますが、慌てずに対処をしながらピンチにはさせません。前半はスコアレスドローでしたが、やや優勢で折り返します。
後半も本校のペースで試合を運びたいところでしたが、相手の攻撃を受けてしまう時間帯ができ、そこから守備に回らざるを得ない展開になってしまい、ピンチを迎える場面がありました。しかし、落ち着いて1つ1つのプレーへの対処をしていきます。終盤にさしかかったところで優位な展開に持ち込むことができましたが、幾度かあった決定機をものにすることができずに、試合はPK戦へ。本校は先攻となりました。
一人目、本校が決め、GK石丸が相手一人目をストップ!
二人目、本校が決め、石丸が相手二人目をさらにセーブ!一気に優勢になります。
三人目は両チームとも決め、本校四人目。これを決めると決着がつく中で…
しっかりと決めてPK戦を制し、4回戦進出を決めました!
結果 0-0 ( 0-0, 0-0 ) PK 4-1
試合後の挨拶で、豊中高校のキャプテンから「僕たちの分も頑張って下さい!」との言葉をいただきました。彼の思いだけでなく、本大会でこれまで対戦してきたチームの思いと合わせて次戦の槻の木高校戦に臨みたいと思います!
また、個人的にこの試合は大変感慨深く、思い出に残るものとなりました。というのも、豊中高校監督の奥野先生は本校の卒業生で、公式戦で教え子が率いるチームと対戦できることはそうそうない上、70分で決着がつかずPK戦まで…このような機会に恵まれたことに、ただただ感謝しかありません。
対戦してくださった豊中高校の皆さま、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。