皆さんこんばんは。私学大会の結果報告です。本大会では、例年基本的に高3のみで試合に臨んでいます。
7月11日(火) 1回戦vs東大阪大学敬愛高校戦
期末考査期間の真っ只中、コンディションの維持もなかなか難しい中で初戦を迎えました。序盤から自分たちのペースでなかなか試合を運べませんでしたが、少しずつ形ができていきます。シュートチャンスも何度かありましたがゴールには至らず、前半はスコアレスドローで折り返します。
後半は早い時間帯から本校ペースで試合を進めたかったのですが、逆にPKを与えてしまいリードを許してしまいます。しかし、後半のクーリングブレイク後のメンバー交代が功を奏し、達山の同点ゴールが生まれ、ここからゴールラッシュが始まります。逆転ゴールは再び達山、その後、倉田、井上、前田海人、さらに達山のこの日3点目と、一気に6ゴールが決まりました。試合終了間際には相手にロングシュートを決められてしまいますが、大量得点に助けられ、実に4大会ぶりとなる初戦突破となりました。
結果 6-2 ( 0-0, 6-2 ) 得点:達山3、倉田、井上、前田海人
7月12日(水) 2回戦vs大阪産業大学附属高校戦
暑熱下、さらには連戦による疲労度もかなり高い中迎えた2回戦、試合は前半から相手のロングキックやロングスローに苦しめられますが、一つ一つに対処しながら相手に決定機を与えません。防戦にまわる時間が多かったですが、前半を0-0で折り返します。
後半も相手の攻撃を受けることが多くなってしまい、守備の対応に追われる時間が増えます。クーリングブレイク直前に失点をしてしまいますが、1回戦もここから反撃に転じることができたことを思い出しながら、一気に攻勢を強めます。中央突破からビッグチャンスを迎える事が増え、後半終了間際に得たPKを達山が決め、土壇場で同点に追いつきます。
試合はPK戦に突入。1人目から両チームが決め続けサドンデスまでもつれ込みましたが、最後は後攻の本校が外してしまい、残念ながら敗戦となりました。
結果 1-1 ( 0-0, 1-1 ) PK 9-10 得点:達山(PK)
2回戦敗退という結果ですが、それ以上に得た経験には計り知れないものがあります。特に高3は過密日程の中、U18リーグも含め、1戦1戦を重ねるごとにたくましさや粘り強さが育まれてきました。トレーニングへ向き合う姿勢や、自分が試験勉強や学校生活にどう向き合っていかないといけないのか、少しずつでしたがこういったことに対しても意識が良い方向に変わりました。試合に負けはしたものの、大変難しい自分たちの状況を皆で乗り越えた事は、きっと3年生の財産になったことでしょうし、サポートで帯同してくれた2年生も間近でその姿を見ることで、来年度の大会に向け大きな財産を得たことでしょう。
7月はリーグ戦があと2節残っています。私学大会で出た貴重な経験を、3年生がしっかりと日頃のトレーニングや学校生活の中で、これまで以上に活かしてほしいと思います。
対戦してくださった東大阪大学敬愛高校、大阪産業大学附属高校の皆さま、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。