4月29日(祝)、J-GREEN堺 S9ピッチにおいて、インターハイ予選3回戦vs大阪偕星学園高校戦が行われました。U18リーグで2部に在籍するチーム相手に、現時点での自分たちの力がどれくらい通用するかを試す絶好の機会となりました。
試合は立ち上がりから相手の後方からのロングフィードやロングスローに対処する時間が多くなり、攻撃の組み立てにまでなかなか至りません。それでも粘り強く一つ一つ、相手のチャンスの芽を潰していきます。少し落ち着いたタイミングでビルドアップからの前進を試みますが、相手陣内へ進入してのシュートまで持っていけません。押されながらの内容でしたが、前半をスコアレスドローで折り返します。
後半もできるだけリスクを回避しながら、チャンスメイクの機会をより積極的に伺います。相手ペースの試合に変わりは無いですが、前半よりも形が整いつつあります。しかし、さあこれからというタイミングで失点してしまい、追いかける展開となってしまいました。その後も積極的に攻撃を仕掛け続けますがゴールには至らず、残念ながら敗退となってしまいました。
結果 0-1 ( 0-0, 0-1)
守備に追われる時間が長かったとは言え、前後半を通した粘り強いハードワークが見られました。もちろん、一瞬たりとも集中を切ることができない試合内容ではあったのですが、この点においては一つ大きく成長できました。しかし、いくら粘り強い守備を長く続けられても、攻撃に転じた際の判断力や戦術が少ないと、堅守速攻には繋がらない事を、あらためて痛感させられました。
残念ながら試合には敗退しましたが、これまでの公式戦を通して、チームの根幹がようやく整い始めました。負けて良い試合などはありませんが、これまでのトレーニングで取り組んできた成果が見れたことと、今後の課題が明確になったことは、我々にとって大きな収穫となりました。心身を一旦リセットし、気持ち新たにリーグ戦の再開に備えたいと思います。
対戦してくださった大阪偕星学園高校の皆様ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。また、自チームの試合や活動があるにもかかわらず、大会運営に携わってくださいました大阪高体連の先生方にも深く感謝いたします。大変お世話になりました。ありがとうございました。