9月23日(祝)、本校グランドにてU18リーグ後期第6節vs摂津高校B戦が行われました。
選手権予選は3回戦で敗退しましたが、今シーズンの公式戦はこの試合を含めてあと2節リーグ戦が残っていました。この2試合の持つ重要性を忘れないことと、それに向かう気持ちを盛り上げるために、この夏OB会よりご寄贈していただきましたユニフォームを着用しました。
また、今シーズンの公式戦の最後を、より良い形で締めくくれるように、自分自身ともう一度向き合い、チームと向き合い、何をすべきかについて毎日のように確認をし続けて、この試合に臨みました。
前半は、相手選手や布陣、攻守の特徴を分析しながら、できるだけリスクを取らない試合運びに徹します。しかし飲水タイム前に失点をしてしまい、追いかける展開となってしまいます。連敗が続いた時期ならチームの士気が下がることもありましたが、この日はやるべきゲーム目標が明確だったため、浮き足立つことなく、冷静にゲームを進めながら、反撃のチャンスを伺います。前半は0-1で折り返します。
後半、相手は選手交代でさらなる活性化を図ってきます。本校も一つ一つのプレーを確認、修正しながら改善につなげていきます。何度かヒヤリとする場面もありましたが、相手のゴールを許しません。
そして、飲水タイムが終わった後にチャンスが訪れます。相手DFラインからの縦パスをカットした青木が、倉田にパスを送り一気に攻撃に転じます。そのまま右サイドから中央に切り込んだ倉田が中央にパス、これを山城が決め同点に追いつきます。このゴールで勢いがつき、相手の反撃を許しません。試合はこのまま1-1の引き分けで終了し勝ち切ることはできませんでしたが、勝ち点1を加えたことで、本校の来シーズンの3部残留が確定しました。
結果 1-1 ( 0-1, 1-0 ) 得点:山城
勝ち点を加えたことで3部残留が決まったことももちろん喜ばしいことですが、「中盤で相手ボールを奪い守備から攻撃へのトランジション、一気に攻撃に転じ、ゴールを奪う」事ができたこの一連のプレーも大変素晴らしいものでした。トレーニングの成果が最高の形で出せたので達成感も大きかったです。最終試合でもこのような素晴らしいプレー、ゴール、そして勝利で今シーズンを終えたいと思います。
9月24日(日)は、前日の公式戦で出場機会が少なかったり、メンバーに入れなかった生徒を中心に、桜宮高校と30分4本の練習試合を行いました。
2部リーグで戦う相手と試合をする事で得ないといけない事はたくさんありますが、どうしても相手に対応しながらのプレーが多くなり、自分たちがどうしたいのか、また何を表現したいのかがあまり出せませんでした。勝ち負けは後から付いてくるものですが、もっとプレー中に、皆んなの考えを共有し、協力しながら試合をしないと、対外試合の持つ意味が薄れてしまいます。今後の更なる奮起に期待したいと思います。(この試合の画像はありません。ご了承ください。)
結果 1-11 ( 0-3, 1-2, 0-3, 0-3 ) 得点:岡島
対戦してくださった摂津高校B、桜宮高校の皆さま、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。