8月17日（月）と18日（火）の2日間、一般財団法人大阪府青少年活動財団から指導スタッフをお招きして、チームビルディングを行いました。
今年度は長い休校期間があったりクラブ活動の制限も多くある中でのスタートだったので、なかなか3学年が集まって活動することができませんでした。また、合宿や遠征なども思うように実施できないので、来月から始まる選手権予選に向けてどうにかしてチームの仲間意識の向上や一体感を高めたい！との思いからの実施でした。
初日は開校式を第2ピロティで行った後、教室に移動して、学年混合で3グループに分かれてプログラムに参加しました。学年を超えたグループ分けだったので、プログラム開始当初は、今まで会話が少なかった者や、関わりの少なかった学年の者と話すのにも多少気を使っていたところもありましたが、様々な活動をこなしていく中でだんだんと心の距離も近くなり、終わる頃には随分親しい雰囲気になっていました。
2日目は学年別のグループ分け。3年生、2年生はすでに気心の知れた仲間同士ですが、それでも関わりがさらに深まり、お互いのことをよく知れたようでした。1年生は、練習や試合を同学年ですることは多くても、中学校から内部進学した生徒と高校から入学した生徒がサッカーから離れてこうした活動をすることはなかったので、仲間意識が高まりました。スタッフの方の生徒を観察する目はさすがなもので、学校生活の中の雰囲気を言い当てられたり、その学年の長所と短所を見事に指摘していただいたり、クラブ活動を超えた部分にも踏み込んだ話をしてくださいました。
2日間を通していろいろなプログラムに参加しました。そしてそのほとんどが楽しく取り組めたプログラムだったと思います。
しかし、ただ単に楽しいことをするためだけに、チームビルディングを行った訳ではありません。
一番の大きな目的は、選手権予選に向けて「心を１つにする」ためです。
プログラムの大原則の中にもあった、
「心の距離を近づける」「相手をよく見て反応を返そう」という言葉や、
活動を通して引き出そうとした
協調性、達成感、一体感、根気、集中力、表現力、一般化、リーダーシップ、仲間の応援、傾聴、適度な緊張、などを、
今後のクラブ活動や日々の学校生活に是非取り込んで下さい。そして、選手権予選を１つでも多く勝ち上がれるように、自分には何ができるか、そしてチームとして何ができるかを考えましょう。（体育祭や文化祭でも、今回学んだことを活かして欲しいと思います。）
すでに直後のトレーニングの中などにおいて自ら実践している生徒もいますし、練習や試合に取り組む姿勢やそのムードにも変化が見られ始めています。
すぐにその効果が出る訳ではありませんが、やろうとすることが大切ですし、その繰り返しが成果につながっていくと思います。一人一人がやれることをしっかりやっていきましょうね。
大阪府青少年活動財団の指導スタッフの皆さま、2日間大変お世話になりました。ありがとうございました。我々も良いチームになれた！と胸を張って後日ご報告できるように頑張ります。今後ともどうぞよろしく願いいたします。
