同志社香里中学校・高等学校サッカー部公式ブログ

同志社系列の学校で唯一大阪にある同志社香里中学校・高等学校サッカー部の公式ブログです。公式戦の結果や日々の活動などをお伝えします。

【高校】U18リーグ、練習試合等

ブログの更新が大変遅くなり申し訳ありません。

8月後半に実施しました練習試合とU18リーグの結果を、日を追いながらまとめてお知らせいたします。

 

8月18日(水)練習試合vs桜宮高校 2-1( 1-1, 1-0 )で勝ち 得点:横松、島瀬

3月に行った北河内リーグ以来の対戦となり、自分たちの成長を試せる絶好の機会となりました。

前半立ち上がりにサイドの展開からクロスボールを横松が決めて先制に成功します。これでリズムに乗り、良い形でゲームを進めます。その後前半のうちに追いつかれ同点で後半に臨みます。後半は相手ペースになる時間が多かったですが、選手交代を積極的に活用しながら粘り強くプレーし続け、最後はPKを獲得、これを島瀬が決めて勝ち越しに成功、そのまま試合終了となりました。

練習で取り組んできたことがゲームの中で発揮されるシーンが見られ、課題である守備面の強度も保つことができました。また、結果にこだわって挑んだ試合でしたので、形はどうであれ勝利できたことに関しては、評価のできる内容となりました。

B戦は35分を4本行いました。A戦では緊張感のある試合ができましたが、B戦では力の差があったのか、終始相手にゲームの主導権を握られる展開となりました。今後のリーグ戦や選手権予選に向けて、チームの総合力アップが急がれる結果となりました。詳細なマッチレポートは都合によりA戦のみとなりましたことをご了承ください。 

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8月19日(木)練習試合vs大阪商業大学高校 2-1( 1-1, 1-0 )で勝ち 得点:津、オウンゴール

雨天が続いたため、望ましくないピッチコンディションの中でのトレーニングが続きましたが、前半は雨が止み、自チームが取り組む後ろからの組み立てを行うことができました。

前日の試合に続き、早い時間帯にサイドからの攻撃でが先制点を決め、良い形で試合の入ります。やや優勢に試合を進めながらの追加点は相手オウンゴールによるものでしたが、こちらもサイドの攻撃が起点になっているので、トレーニングの成果が出た形になりました。

後半になると、雨が多く降り出し、取り組みを発揮しずらいピッチコンディションになり、相手に主導権を渡す展開となってしまいました。ピッチコンディションに合わせた方針決定を、ベンチからのコーチングだけでなく、ピッチ内の選手全体で行うことの大切さを感じた試合となりました。

相手を見てプレーを決定してゆくプロセスにまだまだ課題は残りますが、守備時や切り替え時の強度などでは一定の効果が見られました。試合を通じて難しい時間帯はあったものの、2-1で勝ち切ることができ、前日に続き結果が残ったことは自信につながることでしょう。

B戦では、スパイクが浸かるほどの降雨に見舞われ、試合内容だけでなく、大変な状況での試合になり苦戦を強いられました。

自分達のイメージ通りのサッカーを思うようにプレーできるようなピッチコンディションではありませんでした。しかし、公式戦でも本校のグラウンドで試合が行われる以上、どれだけの降雨があったとしても、いろんな戦術決定やプレーの選択が必要になります。特に新しく入部した高校一年生にとっては、そういったことを感じることのできた良い機会になったのではないでしょうか。

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また、今年度の中高1年生から、個人持ちユニフォームのメーカーがDIADORAからNEW BALANCEに変わりました同志社大学体育会サッカー部のユニフォームを参考にさせていただき、フィールドプレーヤーと白、ゴールキーパー黄色ピンクとなっています。一足早く高校生からのお披露目でしたが、残念ながら大雨の日と重なってしまいましたが、ようやくユニフォームが着れることに生徒たちは喜んでおりました。 

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8月22日(日)U18リーグvs金光大阪高校B 2-8( 1-2, 1-6 )で敗戦 得点:安井、内園

予定されていた数試合が延期となっていたので、本校にとっては久々のリーグ戦となりました。

この試合に向けて準備してきたコンセプトトレーニングがあり、そのトレーニングの成果を出す場ではあったものの、やはりそう上手くはいかなかった試合となってしまいました。

致命的なミスが起きていたという訳ではなく、生徒たちのメンタルの問題が作用してしまったのか、必要以上にプレッシャーを感じてしまったり、スペースの有無を誤認してしまったりと、そういったところからくる失点が目立ちました。

「チャレンジした上でのミス」なのか「消極的な考えが起因するプレー」なのか…

ここには大きな違いがあります。試合の中で徐々に勇気を持ってプレーをするようになりましたが結果がついて来ず、失点が重なる中で集中力が切れてしまいました。

負けたことに苦言を呈している訳ではありません。

プレー面でもメンタル面でも精一杯戦った上での敗戦なら、自分自身もチームも「相手が強かった」とか「ベストは尽くした」というように納得はできますし、評価できる部分もあります。

今回の試合は、自分たちをもう一度見つめ直す良い機会になったと思いますし、残りのリーグ戦や選手権予選が差し迫っているということはありますが、「学ぶことに王道はない」「 急がば回れ」の精神で、目の前の課題を一つ一つ丁寧に解決していくことが必要でしょう。

この難しい状況の中で、自分たちが何を大切にするのか/してきたのか、ということも忘れずに…

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この日の午後は練習試合を予定していましたが、大阪府下の新型コロナウィルス感染症に関わる状況が悪化してきたため中止となりましたので、紅白戦に内容を変更しました。

7月から活動を再開した生徒たちのコンディションも随分整い、試合ごとに成長が見られてきただけに残念でしたが、試合形式のトレーニングができるだけでも感謝しないといけません。次の試合に向けてしっかりとトレーニングを積み、実戦形式で様々なことを試して欲しいと思います。

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8月28日(土)U18リーグvs興国高校C 3-3( 3-2, 0-1 )で引分 得点:津2、上野

前半開始5分に先制点を奪いゲームの入り方は大変良かったのですが、その後に守備の緩さを相手に狙われて10分までに2失点、早々に逆転されてしまいました。その後も危ないシーンがありましたが、トレーニングの成果が攻撃面で徐々に表れ、前半のうちに逆転をして折り返します。

後半になると、暑さも伴い相手にボールを保持される時間が多くを占め、自陣で守備ブロックを組みながら守ることを強いられました。しっかりとした対応で我慢することはできていたが、時間の経過とともに足が止まる選手が多くなり、選手交代を用いながらプレーを続けますが、後半終了間際にPKを与えてしまい同点に追いつかれ、そのままタイムアップとなりました。

前節の大敗から自分たちの内面を見つめ直し、トレーニングに取り組む姿勢や強度などについて再度向き合いました。80分を通して持続性を持ったサッカーが目標ではありますが、その点に関しても一定の成果が見られる試合となったのは、大変よかったと言えるでしょう。 

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全国的な感染症のまん延に伴い、クラブ活動だけでなく学校生活が維持できるかどうか、かなり不安な状況になってきました。選手権予選の日程も変更になり、リーグ戦の残り試合も未定な状況です。

しかし、まずは我々自身が日々の学校生活を正しく送り続けることから始め、クラブ活動の際にも細心の注意を払いながら、これまで通り前に進み続けましょう。

 

対戦してくださった桜宮高校、大阪商業大学高校、金光大阪高校B、興国高校Cの皆さま、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。